2009.10.13 Tuesday
コミュニティの掲示板

我が子の小学校への通学路に福岡の桜の名所・西公園参道という通りがある。先日その歩道に木製の町内掲示板を見つけた。中には、地域の案内、催し物、リサイクル品の日や幼稚園の募集などがピンできれいに貼られていた。私が興味を持ったのは、この掲示板が誰でも自由に貼れ、取ることが出来る体裁だったことである(もちろん、町内会の許可がいるかもしれないが)。
私は常日頃街中に(特に商住混在の地区の)立てているコミュニティの掲示板がほとんどガラス張りの枠に入れられ、鍵がかかっていることに違和感を持っていた。管理上の問題からであろうが、こういう種類の掲示板は町行く人たちに親しみを持って見てもらうことが第一だと考える。
私は11年前阪神大震災の被災地・神戸の長田町でコミュニティの掲示板が大活躍していたのを目にしたことがある。そこには、水はどこへ行けば手に入るとか、トイレはどこで使えるとか、日常の重要な伝達事項が書かれ、緊急事態のコミュニティに一役買っていたのだ。
西公園の例にもあるように、きちんとした管理をし、地域の人たちの協力があり、もちろん見る人にマナーがあれば十分可能なことである。
コミュニティという言葉が再び脚光を浴びようとしている。掲示板ひとつの扱い方から、私たちも共同社会を学んできたいものである。
at 20:00, takeda-arch, 語らう街