MINI HOUSE MINI TOWN のための MINI BOOK


2冊目の本「MINI HOUSE MINI TOWN のための MINI BOOK」ができました。
内容 A6判 92ページ
1.廊下の役割、通りの表情/2.アルコープのある家、くぼみのある広場/3.屋根裏部屋とタワーの上/4.住まいの伝言板、町の掲示板/5.リノベーションのやり方/6.バリアフリーとは/など全27章

「この冊子は日々あちらこちらで目にする風景に焦点を当てることにより、住宅と町の関係を紐解いてみたいと思う」(まえがきより抜粋)

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at 14:11, takeda-arch, お知らせ

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コミュニティの掲示板


我が子の小学校への通学路に福岡の桜の名所・西公園参道という通りがある。先日その歩道に木製の町内掲示板を見つけた。中には、地域の案内、催し物、リサイクル品の日や幼稚園の募集などがピンできれいに貼られていた。私が興味を持ったのは、この掲示板が誰でも自由に貼れ、取ることが出来る体裁だったことである(もちろん、町内会の許可がいるかもしれないが)。
私は常日頃街中に(特に商住混在の地区の)立てているコミュニティの掲示板がほとんどガラス張りの枠に入れられ、鍵がかかっていることに違和感を持っていた。管理上の問題からであろうが、こういう種類の掲示板は町行く人たちに親しみを持って見てもらうことが第一だと考える。
私は11年前阪神大震災の被災地・神戸の長田町でコミュニティの掲示板が大活躍していたのを目にしたことがある。そこには、水はどこへ行けば手に入るとか、トイレはどこで使えるとか、日常の重要な伝達事項が書かれ、緊急事態のコミュニティに一役買っていたのだ。
西公園の例にもあるように、きちんとした管理をし、地域の人たちの協力があり、もちろん見る人にマナーがあれば十分可能なことである。
コミュニティという言葉が再び脚光を浴びようとしている。掲示板ひとつの扱い方から、私たちも共同社会を学んできたいものである。

at 20:00, takeda-arch, 語らう街

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2、 リフォームの計画

リフォームを考えるとき、それは少し気持ちにゆとりを持てるようになった時が多いようです。子供たちが一応巣立ったとか、家のローンが半分以上返せたとか、当時は最新機能だった台所器具が古く見え出したとか、最初の家・マンションの時は精一杯考えたものが少し距離を置いて見えてきたのかも知れません。
従い、リフォームをする時は、以前より少しでもグレードを上げて考えねばなりません。部屋のスペースや内装の仕上げやカーテン、家具も含めて、楽しめ、今後の豊かな心の生活の一助になるものを見つけましょう。

まずは、平面プランです。自分のライフスタイルを考えて見ましょう。いつもお友達を招いて食事や話をするとか、家族三世代で一緒に過ごす時間が長いとか、趣味の音楽や読書に熱中するとか、人により住宅で過ごすためのさまざまな要因があります。
余り多くは求めず、これだけはというものを追求して、それを中心に平面をまとめていくと良いと思われます。従い、空間も材料もそれに費やすものが主になってくればしめたものです。
たとえば、土壁の家に住みたいと思えば、マンションでは皆が集まるリビングルームの壁、天井も含めて改造するというのもひとつの手です。
本来の厚い土壁ではなくても、既存のクロスの壁の上から塗れる珪藻土壁も
あります。これだけで、生活濃度がうんと違ってくるのです。

次に、ランニングコストの低いシステムを考えてくるべきでしょう。床暖房システムはイニシャルコストは少しかかるのですが、深夜電力などを上手に
使うことにより、ランニングコストはずいぶん下がってきています。そして、このシステムは健康に非常に良いシステムのように思われます。戸建の場合は、灯油、ガス、電気など種々の熱源や畜熱体が考えられますが、マンションの場合は改造に多少の制限が出てきます。

at 13:23, takeda-arch, リフォーム

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1、 リフォームを考える前に

住宅は年令と共に住み方が変わってきます。いわゆるライフサイクルでいえば、住宅を建てる契機で一番多い層は子供たちが小・中学生だったり、祖父母の同居が始まったりで、家族数が多い時の人たちです。その後、10年〜15年もすれば、子供たちは大学や就職などで巣立ち、祖父母も一人になっているなど、家族構成にも変化が始まります。そして、住宅の中に求めるものも内容がだいぶ変わってくるものです。
このような時に、リフォームが容易になるように最初(新築の時)からある程度変換の可能性を考えておいたほうが良いでしょう。すなわち、構造や設備配管廻りの骨格になる部分と、間取りや造作家具の部分を分けて考えてプランしておくことです。

では、すでに建っているコンクリート造のマンションや一戸建てではどうすればよいでしょうか。マンションの場合は、上下左右の住戸の関係で柱、配管、窓などを除いた扱える範囲で制限が出てきますが、それでも内装や間取りはある程度の自由度で改良し、住み心地の良い空間が出来ます。
一戸建ての場合は、リフォームをどこまでするか、骨格(屋根と外壁)だけ残してすべてやりかえるのか、一部の部屋のみ作り変えるのか、費用との関係でいくつか案を考えて見ることが良いでしょう。

部屋の内装のみであれば、作り変える時の半分、屋根、外壁、配管周りを残してやりかえる時も新築工事の費用の半分を目安とすればよいと思います。

at 12:55, takeda-arch, リフォーム

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「淵上正幸の日々建築漬け」に紹介していただきました。



建築家・武田正義の近著、
『有機的なるもの 住宅から都市へ』を頂いた。
武田さんは福岡在住の建築家。九州大学工学部建築学科卒業後、
丹下健三に師事。現在地元で武田設計を主宰している。

武田さんはマダガスカル、ナイジェリア、ブータン、タイなどで
仕事に携わり、いろいろな建築体験をしてきた建築家。
本書はそれらの経験を活かした住宅論、都市論を
平易な文章で小冊子にまとめたものだ。

僕の印象では、
特にブータンでの国連人間居住計画プロジェクトに参加したことが、
武田さんの有機的な住宅づくりの基礎になっているようだ。
ブータンの伝統的な家は、木造と土造の版築工法+板葺き屋根だった。
それが当時(20年ほど前)から
トタン葺き+ブロック造になりつつあったので、
伝統的な手法を復活させてブータンの文化を守るという仕事だった。
ブータンのプロジェクトから20年後、
武田さんは自邸を設計することになり、版築工法を採用。



僕は昨年福岡に講演で赴いた時、
「武田邸」に呼んでいただいた。
酒席の2次会か3次会で
夜遅かったので分かなかったが、
武田流版築工法は、竹を用いたり、
敷地の土を使用したりし複雑なもの。
だが断熱・調湿度などは抜群らしい。
まさに
「Learning from Bhutan(ブータンから学ぶ)」だ。


提唱する「住育」思想の中で、
住宅から都市への日ごろの想いを綴った示唆に富む短編。
彼自身のスケッチも豊富楽しい、ぜひご高覧あれ!
頒価わずか1,000円ですぞ!

淵上正幸の日々建築漬け

at 15:06, takeda-arch, お知らせ

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